Memo
西の丸、二の丸、本丸と三つの曲輪の建物や石垣などの遺構が、ほぼ完全に残っています。大手門から大天守までは15回の屈曲があり、15棟の門が現存しているので“城”を体感できます。
西の丸の多聞櫓は、長い廊下と区切られた部屋があり、要所に二重櫓が築かれ、軍事と生活の両面の様子が窺い知れます。
天守群は、白漆喰の壁に数多くの種類の破風や華燈窓が、芸術性を高め大変美しいです。更に、三重の小天守三基を渡櫓で連結した連立式天守は、外から見ると格好良く、内側はいかにも要塞を実感します。
その“美しさ”と“遺構の数”と“城らしさ”は、他の城から突出しています。
国宝8棟(大天守、東・乾・西の小天守、イ・ロ・ハ・ニの渡櫓)、重要文化財74棟(櫓27棟、門15棟、土塀32棟)